愛人という関係を終わるきっかけ

独身女性が愛人サイトを利用したことで、愛人から立ち直るというケースは珍しくありません。

相手の男性とは、飲み会の流れでラブホに。もちろん、その場限りの関係のつもりでした。

しかし、それ以来、彼らか幾度となくメールで誘いをかけられて、デートを重ねていると、いつしか彼のことが好きになっていた自分に気づいてしまいました。

相手が妻子持ちなのは

知っていたのですが、彼に会えない日は嫉妬で頭がおかしくなりそうになるし、私を一人にして奥さんの元へ帰る彼の後ろ姿に何度舌を出したことでしょうか。

彼は私に優しく、私の前では奥さんのことを悪く言っていたのすが、毎回ちゃんと家に帰るのです。そんな関係が数年続いたある日、突然彼と連絡がつかなくなったのです。

電話もメールも、まったく応答がありません・・・。
なんとも言えない気持ちで彼からの連絡をひたすら待つ日々。

そして、彼と会えたのは、それから半年も後のことだったのです。
聞くと、奥さんが3人目を出産したといいます。

そのことにショックを受けて、愛人の非情な現実を痛感したそうです。

それまでことあるごとに愛人サイトに気持ちを書き込んでいた彼女は、そのとき愛人を辞めることを決心したのです。

そう彼女に決心させたのは、愛人経験者の一言だったようです。

「愛人というのは身も心も疲れ切る、身体を壊す前に自分の人生をもう一度考えなおしてみたら。愛人の現実を目の当たりにしたら、つらいよね。私もそうだったから」
私もそう・・・、その言葉に目が冷めたのです。

それからは、例の彼の誘いは一切断り、メルアドも変え、引越しまでして、彼との愛人に終止符を打ったのです。そして、今では愛人経験者として、愛人サイトで体験談を綴っているようですよ。

ちょっとしたきっかけで愛人が始まり、些細なことで愛人が終りを迎える。

愛人の形は人それぞれですが、愛人サイトの言葉は人の人生を変える力を持っているようです。